東武6050系

遠く会津へ。本線のロングランナー
2扉クロスシートという素敵なスタイルを持つ東武本線の快速用車両。主として快速・区間快速に使用され、日光・鬼怒川・会津方面へのアクセスを担う。6000系からの車体更新車と完全新製車の2種類が存在し、東武鉄道からの譲渡という形で会津鉄道・野岩鉄道にも同型車が所属している。
GM塗装済みキットからの製作です。今回の生産分から妻面帯が省略された現行仕様となりました。
屋上機器の再塗装、床下機器並べ替え等の当方標準加工の他、今回初の試みとしてヘッドライト点灯化に挑戦しました。

今後の増結に対応するため、片方にTNカプラーを取り付けています。また、キット付属のスカートはやけにゴツい印象だったので東武8000系キットから流用しました。製造時期の差から来るのでしょうが、8000系付属の方がシャープに仕上がっています。
余談ですが、このキットでは雨樋がちゃんと車体側に表現されているのに、これより後に発売された8000系ではタッチアップの必要がある屋根板側への表現となっているのが謎です(^^;
これまでに作った東武車両では使ったことがありませんでしたが、今回初めてペアーハンズの東武パンタ台を取り付けてみました。部品がちょっと歪んでいたりするのが気になりますが、自作するのは厳しい東武独自の二段碍子が表現できますので、コダワリ派の方にはオススメです。
本当は碍子部分を白に塗るとなお良いのですが、面倒だったので省略してしまいました・・・
パンタの船体端には黄色を色注ししてあります。

後述のライト点灯化に合わせて動力を仕込みました。(走らせないと点かないですから・・・)
鉄コレの20メートル級動力を、プラ板で厚みを稼いで車体にはめ込んであります。左右合わせて1.2ミリ厚みを作ったところ、接着しなくともきっちりはまっています。台車枠はGMの台車から切り出して貼り付けるお馴染みの方法。

折角なので床下機器も実車写真を参考に並べ替えました。資料室に実車画像をUPしておりますので、よろしければそちらもご参照下さい。

←浅草
     日光→
     浅草→
←日光
当方初挑戦となったライト点灯化ですが、結果はご覧の通り、かろうじて点いているのがわかる程度となってしまいました。
LED自体は高輝度でかなり明るいのですが、ライトパーツの形状が導光に適していないため奥まったところまでしか導光できなかったことが原因とみています。正面視かつ暗いところでないと点いているように見えません・・・
点灯化加工のコツや反省点も判明しましたので、今後は車種を選んで効果のある場合のみ(地下鉄車両など)採用していきたいなぁと。

ライト点灯化加工につきましては、今後別ページでご紹介する予定です。

ステッカーに区間快速が無かったので、『区間快速 東武日光(鬼怒川温泉)会津田島』を自作しました。
そう言えば、車番貼ってませんね(汗
連結器も付いてませんね(滝汗
【塗料・パーツ等】
屋上機器・・・Mr.Color 35 明灰白色(三菱)
床下機器・・・ GM35番
別パーツ化・・・ペアーハンズ NP-021東武パンタ台

【まとめ】
今回、クーラーの塗装にMr.Colorの明灰白色を初めて使ってみたところ、予想以上に青味のある仕上がりになりました。昔の某M・A社の国鉄101系のベンチレーターを思い出させる仕上がりです(笑
東武車両のクーラーではこれを使うかGMの灰色9号を使うかで迷うところですが、実車も若干青味を帯びてるかなぁと思うのでしばらくはこちらを使ってみたいと思います。
ライト点灯化に関しては、色々と課題も明らかになりました。今後色々と煮詰めていきたいと思いますが、時間がかかる上に室内の作りこみを捨てなければならないので、車種と相談しつつやっていこうかと。

何はともあれ、憧れの日光線快速車が手に入りました。金銭的な都合で6連化は当分できそうにありませんので、しばらくは可愛らしい2連で楽しみます。
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